アルキタス(紀元前428年~紀元前347年)
アルキタスは古代ギリシアの哲学者、数学者、天文学者です。数学を機械学に初めて応用した人物であるといわれています。
■立方体倍積問題
三大作図問題の1つに立方体倍積問題があります。立方体倍積問題とは「与えられた立方体の2倍の体積をもつ立方体を作る」というものです。
アルキタスは紀元前4世紀に、回転体の3つの面の交点としてこの立方体倍積問題を解いたといわれています。
立方体倍積問題についてはフランスの数学者ピエール・ヴァンツェルが1837年に、2の立方根は作図可能数ではないことから、定規とコンパスによる作図は不可能であることを証明しました。
★アルキタスに関する雑学
月のクレーターには、アルキタスにちなんで名付けられたものがあります。
★アルキタスに関する備考
Archytas
生没年:紀元前428年~紀元前347年
生まれ:マグナグラシア、ターレス
父:ムネサゴラスまたはヒスティアイオス
母:不明
2012/07/28更新