2012年7月8日日曜日

ピエール=シモン・ラプラス

ピエール=シモン・ラプラス(1749年~1827年)

ピエール=シモン・ラプラスはフランスの数学者です。ラプラス変換の発見者として知られています。


■決定論

ラプラスは著書の『確率論の解析理論』において、「ある瞬間の全ての物質の状態が分かれば、その後に起こる全ての現象は事前に計算できる」との考えを述べました。


★ピエール=シモン・ラプラスに関する雑学

・ナポレオンとの会話
当時のフランス皇帝ナポレオンは献上されたラプラスの著書『天体力学概論』について、「神について書かれていないではないか」と問いました。それに対しラプラスは「陛下、私には神という仮説は必要ないのです」と答えたという逸話があります。

・エッフェル塔
エッフェル塔には、フランスの科学に貢献した72人の科学者の名前が刻まれていますが、その中にはラプラスの名も含まれています。


★ピエール=シモン・ラプラスに関する備考

Pierre-Simon Laplace
生没年:1749年3月23日~1827年3月5日
生まれ:フランス、フランス、ノルマンディ、ボーモン・タン・オージュ
父:不明
母:不明
主な著書:『天体力学概論』、『確率論の解析理論』