ヨハン・ハインリッヒ・ランベルト(1728年~1777年)
ヨハン・ハインリッヒ・ランベルトは、ドイツの数学者です。ユークリッド幾何学の第5公準についての研究や、円周率が無理数であることを証明したことなどで知られています。
■円周率は無理数である
1761年、ランベルトは円周率が無理数であることを証明しました。円周率が無理数であることは紀元前にアリストテレスが予想していましたが、証明はランベルトによるものが初めてとなりました。
厳密な証明は1794年フランスの数学者アドリアン=マリ・ルジャンドル、円周率が超越数であることの証明は1881年ドイツの数学者フェルディナント・フォン・リンデマンによるものとなります。
ヨハン・ハインリッヒ・ランベルトに関する備考
Johann Heinrich Lambert
生没年:1728年8月26日~1777年9月25日
生まれ:フランス、アルザス、ミュールハウゼン
父:不明
母:不明
主な著書:『新オルガノン』