2012年8月17日金曜日

ジャン=ヴィクトル・ポンスレ

ジャン=ヴィクトル・ポンスレ(1788年~1867年)

ジャン=ヴィクトル・ポンスレはフランスの数学者、工学者です。

ポンスレは1812年のナポレオンのロシア遠征に参加しますが、ロシア軍の捕虜となってしまいます。収容所でポンスレは射影幾何学を研究し、後に『解析学と幾何学の応用』を著すことになります。


■仕事率の単位「ポンスレ」

19世紀のフランスで用いられた仕事率の単位として「ポンスレ」(poncelet)がありますが、これはジャン=ヴィクトル・ポンスレにちなんで名付けられたものです。
1ポンスレは、1秒間につき1キンタル(100キログラム)の重量のものを、垂直に1メートル持ち上げるときの仕事率と定義されています。


★ジャン=ヴィクトル・ポンスレに関する雑学

・エッフェル塔
エッフェル塔には、フランスの科学に貢献した72人の科学者の名前が刻まれていますが、その中にはポンスレの名も含まれています。


★ジャン=ヴィクトル・ポンスレに関する備考

Jean-Victor Poncelet
生没年:1788年7月1日~1867年12月22日
生まれ:フランス、メス
父:クロード・ポンスレ(弁護士)
母:不明
主な著書:1822年、1862年~1864年『解析学と幾何学の応用』(Applications d'analyse et de ge'ome'trie)