フェルディナント・ゴットホルト・マックス・アイゼンシュタイン(1823年~1852年)
フェルディナント・アイゼンシュタインはドイツの数学者です。幼少の頃より数学的な才能を発揮し、ガウスの『整数論研究』の影響から特に整数論に興味を持っていました。
■アイゼンシュタイン整数
アイゼンシュタイン整数とは「a + bω」の形の複素数のことであり、a、bは整数、ωは
ω^2 + ω + 1 = 0 の根の一つです。
アイゼンシュタインは
「整数 n と素数 p に対して、合同式 x^3 ≡ n (mod p) が解を持つのはいかなる場合か」
という3乗剰余の問題の研究において、この「アイゼンシュタイン整数」と呼ばれることになる数を用いました。
★備考
Ferdinand Gotthold Max Eisenstein
生没年:1823年4月16日~1852年10月11日
生まれ:ドイツ、ベルリン